脇田神社は、葛城市脇田地区の氏神で笛吹神社(葛木坐火雷神社)の枝宮。鳥居横に「天満宮」とあることから菅原道真を祀る神社と考えられています。明治41年には春日神社と太神宮が合祀されました。
夏祭りでは「十二振提灯(上から2-4-6と竿に吊られたススキ提灯)」が奉納され、伊勢音頭に合わせて集落を練り歩く文化が残っています。
付近には、飛鳥時代~奈良時代に建てられた古代寺院「地光寺」の遺跡があり、神社の境内には東塔の心礎が残されています。
ちなみに「地光寺」は鉄の生産に携わった渡来系氏族「忍海氏」の氏寺と伝わり、県道30号線(山麓線)を挟んで東西に2つの異なる伽藍遺跡があります。
7世紀末に薬師寺式伽藍で建立され、8世紀初めに西側へ移り、四天王寺式伽藍で建てられたと考えられており、うち脇田神社は最初に建てられた伽藍跡(東遺跡)に社地があります。
また、地光寺跡からは全国的にも珍しい鬼面文軒丸瓦と葡萄唐草文軒平瓦が出土したことでも知られています。葛城市歴史博物館で遺物や復元模型を見ることができますよ♪
【施設情報】
◎住所:奈良県葛城市脇田220
◎駐車場:なし