近鉄忍海駅近くに鎮座する「角刺神社」は、葛城市大字忍海と南新町の氏神さま。5世紀末の皇族である飯豊青尊(いいとよあおのみこと)を祀ります。
飯豊青尊(飯豊青皇女)は古代の豪族・葛城氏の血を引く皇女で、第22代清寧天皇の崩御後、第23代顕宗天皇が即位するまでの間、天皇の代わりに政治を執った人物といわれています。
史料によっては皇女を第23代天皇とするものもありますが、公式には認められていないため「幻の女帝」と呼ばれています。角刺神社は皇女が執政していた「忍海角刺宮」の跡地と伝わっています。
鏡池
境内にある池は、皇女が水面を鏡代わりに使っていたとされることから「鏡池」と呼ばれています。この池は後世、中将姫が當麻曼荼羅を織るための蓮糸を採った池としても知られています。
また境内の北側には「忍海寺(にんかいじ)」があり、本尊の十一面観音立像は皇女の姿を模したものと言われています。
【施設概要】
◎住所:奈良県葛城市忍海322
◎駐車場:なし