HOME地域別山麓エリア 二上山の麓にたたずむ一本足のお堂『傘堂』 2026-02-012026-03-04 山麓エリア 神社仏閣 観光・おでかけ 二上山のにある『傘堂』は、大和郡山藩主・本多政勝の菩提を弔うための影堂です。延宝2年(1674)、政勝の家臣でこの付近の郡奉行であった吉弘統家(よしひろむねいえ)らによって建てられました。 かつては心柱上部に阿弥陀如来が奉安され、軒には梵鐘も掛かっていましたが、現在は近隣にある石光寺がご本尊を、明圓寺が梵鐘を預かっています。 水不足に苦しむ農民のために大池の開削に尽力したことから現在でも地域住民からの信仰が厚く、同市新在家・染野・今在家の三か大字によって300年以上守り続けられてきました。 屋根瓦には本多家の「本」の字が刻まれます。 毎年八朔の日(9月1日)に近い9月の第一日曜日には三か大字の役員が集まり、傘堂の隣にある吉弘統家と藤懸玄達の墓前に本多政勝の位牌を据え法要が行われています。 またいつの頃からか、心柱の周囲を巡って安楽往生を願う風習が起こり、4月14日に行われる當麻レンゾ(練供養会式)の折に参拝する方も多いんだとか。 吉弘統家(右)と藤懸玄達の墓碑 ちなみに、御朱印は石光寺(傘堂から徒歩約10分)で受けることができます。 【施設情報】 ◎住所:奈良県葛城市染野577(近鉄二上神社口駅から徒歩22分)◎駐車場:なし 電車de竹内街道・横大路(大道)マルシェ(2/14・15) 白鳳時代の石仏と中将姫ゆかりの古寺『石光寺』